もはやSony開発者でさえどうでもいいと思ってるであろうAtrac Advaced Lossless(AAL)。
ウォークマンでまともに使えるロスレスフォーマットはこれしかないので(仕方なく)使っている人もいると思う。自分もその一人。
しかしながら、AALを再生できるのは、ウォークマンおよびx-アプリ(SonicStage)ぐらいしかない。
Sonyの製品のPSP、Bravia、PS3からも見捨てられる始末。どうしようもねぇ……。
このようにHDDを無駄に圧迫するだけの存在ではさすがにもったいないので、せめてLAN内でDLNA配信でもできれば嬉しいじゃないかと考えた。
調査の結果、下記の方法があることが分かった。
- VAIO Media Integrated Serverというソフトを使ってLPCMに変換してDLNA配信する。
- VAIO Media Plusというソフトを使ってLPCMに変換してDLNA配信する。
- HDDコンポ ネットジュークを使う。
なんだ、VAIO Mediaなんちゃらというソフトを手にいれれば楽勝じゃん!
だが世界のSonyは甘くなかった。
VAIO MediaはVAIOにプリインされているだけで、単体入手するのは絶望的……アホですか?
しかしここで諦めるのも癪なのでさらに調べてみると……あった。VGF-WA1というWifiスピーカにはVAIO Media Integrated Serverが付属してるらしいじゃないですか。古いソフトなのが気になるが……(2008年ぐらいか?)。
VGF-WA1はもう生産完了しているのでオークションで入手した。
さてVAIO Media Integrated ServerをWindows 7(64bit)にインストールして……DLNAサーバとして認識しないorz
調査の結果ファイアウォールの設定が変だったので修正(もともとWindows7用のソフトではないからこの辺はしょうがないか)。
AALが入ってるフォルダを指定……ネットワークドライブが指定できないじゃないか馬鹿モーン!
仕方なく音楽ファイルをローカルドライブに落としてきて指定……あれ? VGF-WA1側でmp3は表示されるがoma(AAL)が表示されない。
もしかして……と思い立って、omaをSonic Stage CP4.4にドラッグアンドドロップ。
再生できるようになったー!!!
……しかしx-アプリで変換したAALは未対応ですかそうですかorz
ちなみにPS3でも再生できることを確認した。
なんだか色々と面倒だったけど、何とかAALをDLNA配信するという目的は達成できた。
VAIO Media Plusならx-アプリのomaに対応してるようだ。何とか入手する方法はなかろうか……。
以上