dd-wrtを導入したルータ越しにインターネットからWake on Lanを行う

※本記事は、題名の通り「dd-wrtを導入したルータ越しにインターネットからWake on Lanを行う」ための手順を示すものです。
 それ以外のルータをお使いの場合は無意味な記事ですのでご注意下さい。

はじめに

dd-wrtを導入したルータ越しにインターネットからWake on Lanを行うための手順について書き置く。
(正式な手順:http://www.dd-wrt.com/wiki/index.php/WOLから一部抜粋したもの)
環境は下記の通り。

  • ルータ:Buffalo WZR-HP-G300NH
  • Firmware:DD-WRT v24-sp2 (06/14/11) std
  • ネットワークセグメント:単一(192.168.11.xxx)

手順

  1. アドレス変換ルールの追加
    dd-wrtのメニューから[NAT / QoS] – [アドレス変換(Port)]とクリック。
    画面が表示されたら[追加]ボタンを押して、アドレス変換ルールを書く。

    アプリケーション名・ポートは任意、プロトコルはUDP。

    IPアドレスは、参照元サイト曰く”割当てられていない最大IPアドレス”とのこと。
    WOL対象機器のIPアドレスではない!
    通常はxxx.xxx.xxx.254となるだろう。(xxx.xxx.xxxはWOL対象機器のセグメント)
    #ものすごい余談だが、我が家ではSlingboxという機器がxxx.xxx.xxx.254というIPを使っていた。。。

  2. 起動スクリプトの追加
    メニューから[管理] – [コマンド実行]とクリック。

    画面が表示されたら[実行コマンド]のテキストエリアに、
    arp -i br0 -s 192.168.11.254 FF:FF:FF:FF:FF:FF
    という感じで記入。もちろんIPアドレスは、前の手順で記入したもの。
    注意点として、MACアドレス(FF:FF:FF:FF:FF:FF)を書き換えてはいけない。

    最後に[起動時スクリプトとしてとして保存]をクリック。

  3. 最後に再起動
    メニューから[管理] – [管理]をクリック。
    画面が表示されたら画面最下部の[再起動]をクリック。
    これで設定は終了。
    あとは実際にInternet側からMagic Packetを飛ばしてみる。
    (このとき、MACアドレスは対象機器のものを指定すること。)

以上

「dd-wrtを導入したルータ越しにインターネットからWake on Lanを行う」への1件のフィードバック

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