ポメラDM100が届いた……また性懲りもなく買ってしまいましたよ、と。
もちろん(?)DM20も所持しております。
というわけで、DM20との比較でレビューを。
- サイズ
もう見るからに幅広ですね。DM20の2倍ぐらいはある。厚みは減っている。
幅が広すぎて「コンパクト」とは言えない感じ。 - 液晶
バックライトが付いたので、画面はかなり見やすくなった。
そして何より、解像度UPが嬉しい!(640×480→800×600)
より多くの文字が表示できるようになったのは大きなプラス。 - キーボード
本体の幅が広くなったので、キーピッチが広がって打ちやすくなった。
ところが、押した感触が最悪。超絶安物Made in Chinaキーボードぐらい最悪。
ギシギシ、モニョモニョする。もうちょっと何とかならなかったのかなぁ……と残念。 - ATOK
本当にATOKなのかと思うような間抜けぶり(笑)
巷では「ポメラ節」と呼ばれていて、DM20からの成長は見られない。けどポメラ使いは気にしてはいけない。 - Bluetooth(ファイル転送とキーボード)
これには大いに期待していただけに、大いにがっかり。
PC→DM100へのファイル転送は何とかできたが、フォルダ転送はできなかった。
また、DM100→PCへの転送はエラーになった。しかも激遅なので、USB使ったほうがましというほど。
で、何よりも問題なのが、Android(Xperia rayしか試していないが)との相性が悪く、ファイル転送はうまくいかないわ、ペアリングすらできないのでキーボードとして使うことができない。
まぁ、KingJimってiPhone対応ばっかりでAndroid対応はマトモにやってない企業なんですよね。その点は実にダメ。 - 親指シフト
発売前から分かっていたけど、キー配置の問題から、親指シフトはちょっと難しいかなという感じ。
PCでは専用キーボードを使っていて、やっぱり”B”の下に親指左・親指右が並んでないと非常に打ちづらい。
キーボードも粗悪品なので余計に。
(参考↓ PCの専用キーボード)
- バッテリー
eneloop使用で、25時間使用可能。DM20の15時間から大幅にアップした。 - 外部スロット
DM20でmicroSDだったのが、なぜかSDに改悪……。 - その他の機能(辞典、Excelぽいもの、カレンダー)
はっきり言って要らない。
まとめ
3万円弱という値段と単なるテキストエディタとしてのバランスを考えると、物好きやポメラファンが買うならわかるけど、ふつうの人におすすめできるような品ではない。
しかし、DM20も最初はそんな値段だったことを考えると、いずれ買いやすい値段には落ち着くと思う。
今回一番思ったのが、DM100が出たからといってDM20が否定されたわけじゃないということ。
DM20ユーザは、よほどDM100の機能に魅力を感じるのでなければ、買い換える必要はない。
できることは基本的に何も変わらない。
今からDM20を買っても何ら問題はないと思います。
以上